フロアコーティングはいつ施工してもらう？依頼のタイミングは？

公開日:2022/09/15　最終更新日:2022/09/29

フローリングを守り、長期間綺麗な状態を維持してくれるフロアコーティング。これからフロアコーティングをしたいと考えている方も多いでしょう。しかしフロアコーティングは、コーティング剤によって、施工に時間がかかります。そこでこの記事では、フロアコーティングを依頼するベストなタイミングについて解説します。

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フロアコーティングの施工は、新築やリフォームなど、床が綺麗な状態で、家具や家電を何も置いていないときがおすすめです。すでに家具や家電を搬入したあとだと、もう一度部屋の外に出さなければいけません。

また、あまり汚れていない綺麗な床にフロアコーティングをすることで、より美しい見た目で、耐久性の高いフローリングにできます。よって、フロアコーティングの施工は、家具や家電が何も置いていない状態で、かつフローリングが綺麗なときにすることをおすすめします。

フロアコーティングは、どのタイミングで業者に依頼すればいいのでしょうか？フロアコーティングの依頼は、住宅の引き渡し日が決まってからするのが理想です。

引き渡し後、すぐの日程で予約が取れればいいですが、フロアコーティングにも繁忙期があります。それは引っ越しシーズンと重なり、3月、4月、9月、12月です。この時期はフロアコーティング業者も混雑していて、希望した日に予約が取れない可能性があります。

そのため、繁忙期にフロアコーティングの予約を取りたい場合は、家の引き渡し日が決まったら、すぐに予約を取ることをおすすめします。

先ほどからお伝えしているように、フロアコーティングは、家具や家電が何もない状態でするのがベストです。そのため、引き渡し後、まだ何も運んでいない引っ越し前に行うのがいいでしょう。

ただ、フロアコーティングはコーティング剤によって、硬化時間が異なります。硬化時間を考えずにフロアコーティングの予約をしてしまうと、引っ越し日当日なのにまだ硬化していないというトラブルが発生するかもしれません。

そんな事態を防ぐため、硬化時間を考慮して、フロアコーティングと引っ越しの日程を組む必要があります。そこで、コーティング剤ごとに異なる硬化時間を確認しておきましょう。

UVコーティングは、コーティング剤を塗布後、紫外線を照射することで、瞬時に乾燥させます。そのため、施工後すぐに引っ越しが可能です。UVコーティングを施工する場合は、施工日と引っ越し日が近くても問題ないでしょう。

シリコンコーティングは、シリコン樹脂が原料の塗料を使ったコーティングで、完全硬化まで1カ月ほどかかります。引き渡しから引っ越しまで1カ月以上はかかると見て、フロアコーティングと引っ越しの予約をしましょう。

硬度に優れたガラスコーティングは、完全硬化まで2週間ほどかかります。そのため、引き渡しから引っ越しまでは3～4週間見たほうがいいでしょう。

ウレタンコーティングは、ウレタン樹脂を使ったコーティング剤で、完全硬化まで1カ月ほどかかります。引き渡しから引っ越しまでは、1カ月以上余裕を見て、計画的に予約をしましょう。

アクリルコーティングは、水溶性のアクリル樹脂を使ったフロアコーティングです。完全硬化まで1週間ほどかかります。引き渡しから引っ越しまで、1週間以上は余裕を見ましょう。

このようにフロアコーティングは、コーティング剤によってかかる時間がまちまちです。とくに完全硬化まで、時間がかかるコーティング剤で施工してほしい場合は、引っ越し日が決まる前にフロアコーティングの施工日を決めてもいいでしょう。

コーティング剤の種類と施工日が決まれば、いつごろならスムーズに引っ越しができるか明確になるので、引っ越し予約も取りやすいです。引き渡し日が決まったらフロアコーティングの予約、その後引っ越し予約というのがおすすめです。

フロアコーティングを依頼するタイミングについてご紹介しました。フロアコーティングは、家具や家電が置いてある状態だと、一度すべてのものを部屋の外に出さなければいけません。そのため、家具や家電を何も搬入していない、引っ越し前に施工することを強くおすすめします。

また、コーティング剤は硬化時間があるため、施工後すぐに引っ越しができるわけではありません。施工したいコーティング剤の硬化時間を考慮したうえで、完全硬化してから引っ越しができるように、スケジュールを組みましょう。

フロアコーティングの時期が繁忙期と重なるときは、家の引き渡し日が決まったらすぐに予約を取ることをおすすめします。ベストタイミングでフロアコーティングの施工をして、気持ち良い新居での新生活を迎えてください。