COLUMN
フロアコーティング関連コラム

スタンダードで人気!シリコンコーティングの特徴

公開日:2022/03/15  最終更新日:2022/07/26
スタンダードで人気!シリコンコーティングの特徴

低価格施工できることで、多くのマンションで取り入れられているシリコンコーティング。フロアコーティングの施工を検討しているなら、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。この記事では、シリコンコーティング特徴やメリット・デメリットを取り上げます。コーティング選びに役立ててください。

シリコンコーティングの特徴

シリコンコーティングは、フロアコーティングの代表的な種類の1つです。ベースにプライマーを塗布し、その上からシリコン原料のトップ溶剤を重ねてダブルで塗布。高い耐久性を持つ、厚みがありながらも光沢のあるフロアーに仕上げます。自然乾燥で硬化するため、完了から入居するまでにはある程度の時間が必要です。比較的、安く施工でき、前後でハッキリわかる豊かな光沢が特徴のシリコンコーティング。

柔軟性があるため滑りにくくなるという特性も持っています。一時期は大人気のコーティングでしたが、光沢が強いため傷や不具合などが見つかりやすく、最近では以前よりも好まれなくなってきました。また、補修自体が難しいという問題点も。しかしながら、以前から使用されてきた歴史あるコーティングとして、今でも根強く使用されています。

シリコンコーティングのメリット

ここで、シリコンコーティングのメリットを5つ紹介します。

1つ目は、高い光沢でフロアーを輝かせることです。とくに黒系や濃い色にシリコンコーティングを施した場合、キラキラ輝く鏡のような仕上がりに。室内が真新しく、また部屋全体が豪華に見えること間違いありません。

2つ目は、グリップ性を上げて、安全性を高めることです。摩擦係数が高く、コーティングの中でも最も滑りにくいといわれているシリコンコーティング。他のコーティングと比べて、被膜に厚みがありグリップ性を高めています。転倒による怪我のリスクや歩行時の関節の負担が緩和されるため、ペットを飼っている人やお年寄り、小さい子どもがいる家庭にはピッタリです。

3つ目は、コストが安く導入しやすいことです。UVコーティングやガラスコーティングなど、他の種類と比べてシリコンコーティングは比較的安く行えます。面積が大きく、コストを抑えたい時に利用することもできるでしょう。

4つ目は、施工しやすいことです。基本的にシリコン塗料は、コーティング剤として扱いやすく塗りやすい事で知られています。そのため、業者側が大きなミスをすることはないでしょう。難しい作業ではないため、安心してコーティングを任せられます。

5つ目は、掃除しやすいことです。シリコンコーティングは耐薬品性が強いので、アルコールを使用することが可能。光沢性がある床なので、拭き掃除しやすくなります。

シリコンコーティングのデメリット

次に、シリコンコーティングのデメリットを4つ紹介します。

1つ目は、光沢があることです。「本来の床の質感を残したい」「床がピカピカしているのはあまり好きじゃない」という人には、シリコンコーティングはデメリットになります。淡い色や白っぽい色のフロアーであれば気にならない事もありますが、濃い色や黒い色のフロアーの場合は、高い光沢が気になってしまうことも。ただし実際の光沢は、床材や各コーティング、塗布量によっても異なります。気になる時は、検討中の業者に確認してみましょう。

2つ目は、汚れや傷が目立ちやすいことです。薄い被膜のガラスコーティングの場合、傷や汚れがついたとしてもあまり気になりません。しかし、光沢があるシリコンコーティングは少しの汚れや傷であっても目に入ってしまいます。とくに油分汚れは気になるもの。足の裏についた皮脂や、足跡がフローリングの表面に目立ってしまうことも。

汚れは拭けばすぐ落ちものですが、気になる場合はスリッパを利用することをおすすめします。しかし、やはりそれでも完全に汚れを防止することはできません。定期的な拭き掃除が必要になるでしょう。

3つ目は、補修が難しいことです。光沢の高いシリコンコーティングは、周囲の光沢との度合いを合わせて、補修する必要があります。これは、他の種類と比べると難しい補修方法です。また、被膜が厚いという特徴ゆえ、補修難易度が上がってしまいます。その結果、剥離剤に反応しにくく剥がしにくくなってしまうのです。

4つ目は、経年劣化を起こしやすいことです。補修や施工に失敗した際、経年劣化が生じたときのリスクが高くなってしまいます。また、経験の長い職人の間ではシリコンコーティングは被膜が黄色っぽく変色する「黄変」と呼ばれる経年劣化が起きやすいともいわれることも。

 

長い期間使用されているシリコンコーティング。高い光沢とグリップ性を特徴としているコーティングです。転倒による怪我のリスクや歩行時の関節の負担が緩和されるため、ペットを飼っている人やお年寄り、小さい子どもがいる家庭におすすめです。補修が難しいというデメリットもあるので、導入の際はメリット・デメリットをしっかり比較検討して決定しましょう。