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赤ちゃん・ペットがいても大丈夫?フロアコーティングの安全性

公開日:2021/10/15  最終更新日:2022/07/26
赤ちゃん・ペットがいても大丈夫?フロアコーティングの安全性

フロアコーティングにはフローリングの掃除が楽になる、傷つきにくくなる、滑りにくくなるといったメリットがあり、新築やリフォーム時に施工される方も多いですが、ペットを飼っていたり赤ちゃんがいたりする家庭では、安全性に問題がないか気になるのではないでしょうか。ここではフロアコーティングの安全性について解説します。

フロアコーティングは安全性を高める?

赤ちゃんはハイハイをするので床との距離が近く、なんでも口にいれてしまうので「舐めても問題ないか」が安全性を判断する際に重要です。

舐めても問題ないかどうかの基準として、食品衛生法の規格基準である容器包装の基準があります。この基準は食器やスプーンに適用される基準ですが、フロアコーティングも同じ基準を満たしていれば舐めても問題ないといえます。

ただ、舐めても大丈夫かどうかは素材の安全性の他にも気にしなくてはならない問題があります。それは汚れです。素材自体は舐めても問題ないスプーンでも、地面に落としたスプーンは汚れが付着します。フローリングも同様で、汚れが付着したら掃除と消毒を行わなければ、そこから菌が繁殖してしまいます。

フロアコーティングをしていない床には水拭きやアルコール拭きのできない床材がありますが、フロアコーティングをしておけば水拭きやアルコール消毒ができるようになり、清潔な床を保ちやすくなります

また、フロアコーティングには滑り止め効果があるため、赤ちゃんやペットの転倒リスクを軽減できます。犬や猫にとってツルツルとしたフローリングは歩きづらく、骨に負担がかかって椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼といった関節のトラブルの原因になります。

フロアコーティングを施して適度なグリップ力のある床にすることで、赤ちゃんにとってもペットにとっても転倒や病気のリスクの少ない、安全性の高い住まいにできます。

カーペットやラグはダニが繁殖しやすいので、床の清潔を保ちつつ滑りにくくできるフロアコーティングは赤ちゃん・ペットのいる家庭に最適といえます。

F☆☆☆☆(フォースター)とは

フォースターとは、日本工業規格(JIS)の定める、シックハウスの原因であるホルムアルデヒド放散量の性能区分における最上位規格を示すものです。具体的にはホルムアルデヒドの放散量が0.12mg/l以下の製品のみ取得できます。

F☆☆☆☆の「F」はホルムアルデヒド(formaldehyde)のFを意味し、☆の数が多いほど発散量が少ないという意味になります。ホルムアルデヒドは、建築材料や壁紙を貼る接着剤などに含まれている化学物質で、少しずつ室内に放散されます。

放散されたホルムアルデヒドが残留している室内で生活を続けると、頭痛や目の痛み、呼吸困難、アレルギーなどの体調不良を引き起こします。これが「シックハウス症候群」です。

シックハウス症候群を防ぐため20037月に施行された「シックハウス対策に係る法令等」で、壁紙や壁紙用の接着剤、床材、天井ボード、塗料といった建築材料は、ホルムアルデヒド放散量区分の取得と表示を行うことが義務付けられました。

フォースターを取得した建材は使用量に制限がありませんが、F☆☆☆(スリースター)やF☆☆(ツースター)は使用面積に制限が設けられています。「F☆」は使用が禁じられるため表記として存在しません。

F☆☆☆☆(フォースター)を取得した製品は本当に安全?

F☆☆☆☆Fフォースター)」はホルムアルデヒドの発散量がまったくないか、ごく微量であることを意味します。一般的にフォースターを取得していることは安全であるということです。

昔の建築現場では、揮発性化合物(VOC)が原因となる空気汚染によって目がチカチカするようなこともありましたが、国による取り組みも功を奏して今ではそういった事例はほとんど聞くことはなくなっています。

フロアコーティングをはじめ、あらゆる建材におけるホルムアルデヒドの放散量はほぼなくなっており、シックハウス症候群やアレルギーなどの症例も減少しています。最近では、フロアコーティングにおける揮発性有機化合物(VOC)による健康被害は、ほとんど心配しなくてよいレベルとなっています。

フロアコーティングが原因でアレルギー症状といった健康被害が発生する確率は極めて低いと考えられます。これまで新築の住宅やモデルルームで何らかの症状が出たということがなければ、それほど心配しなくてもいいといえるでしょう。

ただ、念のため依頼予定のフロアコーティング業者が使用しているコーティング剤がフォースターを取得しているかどうかは確認しておいた方がいいでしょう。

 

最近のフロアコーティングはほとんどが安全性の高いコーティング剤となっています。フォースターは安全性のお墨付きのようなものなので、取得済みの製品かどうかは念のため確認しておくと安心です。

フロアコーティングは住まいを清潔に保ち、滑りにくくするという点で施工することによって、住まいの安全性を高めることができます。小さいこどもやペットがいる家庭は、施工を検討してみることをおすすめします。