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浴室にもおすすめの光触媒コーティング!メリット・デメリットを解説

公開日:2021/10/15  最終更新日:2022/07/26
浴室にもおすすめの光触媒コーティング!メリット・デメリットを解説

床や窓、外壁などにコーティングを施すと、汚れにくくなり楽に美観を保つことができます。新築時にコーティングの施工を検討される方も多いのではないでしょうか。コーティングにはいろいろな種類がありますが、ここでは光触媒コーティングについて基礎知識と施工のメリット・デメリットを紹介します。しっかりチェックしましょう。

光触媒コーティングとは

光触媒コーティングは、太陽や蛍光灯などの光をあてることで化学変化を起こす性質を持った「酸化チタン(二酸化チタン)」を含むコーティング剤です。

「酸化チタン」と聞くと危険な物質のように感じる方もいるかもしれませんが、昔から白色の着色料として使われている安全性の高い物質です。身近なものではホワイトチョコレートやガムの食品添加物や化粧品に使用されており、赤ちゃんやペットのいる家庭でも安心して使うことができます。

光触媒コーティングは、光があたることで酸化分解効果を発揮し、防カビ・抗菌・防臭・浄化といった効果を得ることができます。光触媒コーティングは耐用年数が最長20年で、長期間効果が持続するのも特徴です。

光触媒には「親水性」という性質があるので、外壁や窓ガラスに施工すると雨で汚れを洗い流すセルフクリーニング効果を発揮し、掃除の頻度が少なくても外観を美しく保つこともできます。

光触媒コーティングにもさまざまな種類があり、持続力や特徴が異なります。導入時はどういった特徴を持つコーティング剤なのか、きちんと把握するようにしましょう。

浴室に光触媒コーティングをするメリット

浴室は汚れや水垢が付着しやすく、湿度が高いことからカビの生えやすい場所です。光触媒コーティングに含まれる酸化チタンはカビに対して効果を発揮します。カビの繁殖を抑制するので、カビ掃除やカビ対策に費やす手間を減らすことができます。

また、汚れがつきづらくなる防汚性能も備えているため水垢や石鹸カスが残りづらくなり、毎日のお風呂掃除がとても楽になります。光触媒コーティングは超親水性効果があるため、湿気の多い浴室にも問題なく施工できます。

光触媒コーティングを施すと風邪菌やインフルエンザウイルス、ノロウイルスといった菌も分解・除去できます。浴室は石鹸カスや身体から出るたんぱく質によって、菌が繁殖しやすい環境となっています。

免疫力が低い幼児や高齢者はちょっとした菌やウイルスで病気に感染することがあるうえ、カビはアレルギーの原因にもなります。あらかじめ光触媒コーティングを浴室に施して菌の繁殖を防止することは家族の健康を守ることにつながります

デメリットもあるので注意

光触媒コーティングにはメリットだけでなくデメリットもあります。まず、コスト面の問題です。光触媒コーティングは他のコーティング剤と比べて施工費用が高くなる傾向にあります。

光触媒塗料の塗装単価は1平方メートルあたり3,500円前後といわれています。1坪あたりで考えると25,000円前後で他のコーティング剤の1.5倍~2倍程度です。

耐用年数が長いので長期的に考えるとむしろリーズナブルな側面もありますが、イニシャルコストが高くなるため導入をためらう方も多いかもしれません。浴室など水回りだけに施工するのも選択肢のひとつです。複数業者を比較し、耐用年数も加味して検討するといいでしょう。

窓ガラスへの施工はコーティングが取れやすいことも頭に入れておきましょう。また、光触媒コーティングは色のバリエーションが少ないという欠点もあります。原料である酸化チタンの色が白いため、濃い色の場所には利用できません。新築やリフォーム時に光触媒コーティングを検討している場合は、コーティング剤が対応できる色を選ばなければならなくなるため、選択の幅が狭まる可能性があります。

光触媒コーティングにも太陽光にしか反応しないものと、蛍光灯の光でも反応するものがあります。太陽光に当たらないと効果を発揮できないコーティング剤の場合は、光が当たる場所と当たらない場所で汚れ方が異なり、光の当たらない場所の汚れが目立ってしまうこともあります。

外壁に塗った光触媒コーティング剤は乾燥すると塗膜という膜を形成しますが、光触媒の場合この膜が硬くなりやすく、シーリングの収縮によってひびわれることもあります。外壁への光触媒コーティングはひびわれリスクを認識し、光の当たり具合なども考慮して導入を決定することをおすすめします

また、光触媒コーティングは施工が難しく、正しい施工をしないと充分な効果が発揮されません。コーティング剤によってはメーカーが施工できる業者を指定している場合もあります。光触媒コーティングは施工実績が豊富な信頼できる業者に依頼するといいでしょう。

 

光触媒コーティングは、初期費用は高くなる傾向があり色のバリエーションは少ないものの、耐久性が高く防汚性能に優れたコーティング剤です。メリット・デメリットをしっかり把握したうえで適切な場所に施工することは、長く快適な住まいを維持する上でよい選択といえます。こちらで紹介した内容も参考にして、ぜひ導入を検討してみてください。