住宅にフロアコーティングって本当に必要?必要性やメリットを解説!
大切な家の床を守ってくれる「フロアコーティング」。マイホームを購入したときやリフォームをするとき、フロアコーティングを検討する方も多いでしょう。しかし、決して安くはないことから、フロアコーティングは本当に必要なのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、そんなフロアコーティングの必要性やメリットを解説します。
フロアコーティングの必要性
フロアコーティングは、本当に必要なのでしょうか?まずはフロアコーティングの必要性を見ていきましょう。フロアコーティングは、必須ではありません。しかし、やったほうがいいものです。
そもそもフロアコーティングとは、フローリングをコーティングし、日常生活で、どうしてもついてしまう傷や汚れを防いでくれるものです。新築で購入したときやリフォームをしたときなど、フローリングが綺麗な状態で施工をするのがベストと言われています。そして、フロアコーティングをすることで、新築やリフォーム時の綺麗な床を長期間維持できます。
以前主流だったワックスが、半年から1年に1回塗り直す必要があるのに対し、フロアコーティングは、コーティング剤の種類によって3~30年は塗り直す必要がありません。したがって、フロアコーティングは必須ではないものの、確実にやったほうがいいものなのです。
フロアコーティングを行うメリット・デメリット
ここからは、フロアコーティングを行うメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
・長期の耐久性
先ほどもお伝えしたとおり、フロアコーティングはコーティング剤によっては、30年ほど持つものもあるほど、長期間の耐久性に優れています。
半年から1年に1回は塗り直さなければいけないワックスに比べると、長期間にわたって塗り直さなくていいフロアコーティングは、とても魅力的でしょう。そして高い耐久性から、日常生活で起こるスリッパや家具の擦れなどから床を守り、傷つきにくくしてくれます。
・掃除の負担軽減
フロアコーティングをすると、掃除の負担が軽減されます。普段の掃除は、掃除機をかけ、少し気になるところがあれば、クイックルワイパーなどでサッと拭けば完了です。食べこぼしや飲みこぼしなども、すぐにサッと拭けば落ちます。
フロアコーティングをしていないと、掃除機をかけ、水拭きをし、さらに最後に乾拭きをしなければいけません。したがって、フロアコーティングをすることで、日々の掃除の負担をかなり軽減できるのです。
・フロアコーティングならではの質感
フロアコーティングは、コーティング剤によって、艶のあるフローリングやマットな質感のフローリングにできます。フローリングの質感によって部屋の雰囲気もガラッと変わるので、お好みのフローリングにできるのもメリットです。
・防滑効果
フロアコーティングは、コーティング剤によって、防滑効果に優れているものがあります。そのため、子どもやお年寄り、ペットがいるご家庭では安心です。
デメリット
・コストがかかる
フロアコーティングをするデメリットとして、コストがかかる点が挙げられます。かかるコストはコーティング剤によって異なりますが、1部屋あたり10~20万円はかかります。1部屋30万円以上かかるケースも珍しくありません。
・剥離や再施工が難しい
フロアコーティングは、一度施工してしまうと剥離ができません。そのため、再施工も難しくなってしまいます。フロアコーティングをするときは、剥離や再施工ができないことを踏まえ、コーティング剤を慎重に選ばなければなりません。
・経年劣化する
いくら長期間持つといっても、どうしても経年劣化は避けられません。コーティング剤ごとの耐用年数まで、だんだんコーティング効果は薄れていってしまいます。
フロアコーティングが必要な人
フロアコーティングが必要な人はどんな人でしょうか?フロアコーティングが必要な人は、日々の掃除を楽にしたいと思っている方です。また、掃除の負担を減らしたいけど、床も綺麗に保ちたいという方にもいいでしょう。
そのほか、子どもやお年寄り、ペットがいるご家庭では、安全面を考えて、防滑効果のあるフロアコーティングを施工することをおすすめします。
フロアコーティングが必要ない人
メリットの多いフロアコーティングですが、それでもフロアコーティングが必要ない人はどんな人でしょうか?まずは、掃除が好きで、毎日の掃除も苦ではないという方です。また、床が傷ついても仕方ないと思い、そこまで気にならないという方も、フロアコーティングの必要はないでしょう。
まとめ
フロアコーティングの必要性とメリットについて解説しました。フロアコーティングは、日々の掃除を楽にしてくれて、綺麗な状態のフローリングを保ってくれます。コストはかかるものの、それ以上の効果を発揮してくれるものです。
これから新築マイホームを購入しようとしている方や、リフォームを検討している方、ぜひご自身にとってのフロアコーティングの必要性を考え、必要であればフロアコーティングをすることをおすすめします。
